2011年の抱負

あけましておめでとうございます!!


昨日は1時に就寝し、今朝は5時半に起床しました。
こういう早起きは3日坊主になるのが目に見えてますが、
元旦の朝くらい早起きすると気持ちいいものです。


1年の計は元旦にあり、
ということで
午前中まるまる使って、5カ年計画と、1年の計画を立ててます。
渡邉美樹さんの方法を参考に、
仕事、教養、家庭、趣味、健康、財産の6領域。


今年も昨年に引き続き、英語に力を入れたいと思ってます。
苦手な英語ですが、
世界のいろんな潮流を知りたいとなったときに、どうしても壁になっちゃってますので。


まずは、
2010年3月までにTOEIC800点。
あと3ヶ月だとかなり無謀ですが、何とかしたいところです。


他には、
今年は体づくりもしたいと思ってます。
体重も筋力も体力も落ちた2010年でしたが、
今年は食生活と運動に気をつけたいです。
20代で弱っていては・・・。


あとは例年通り、奔放に、
風が吹くように、
川が流れるように、
好奇心の赴くままにですかね。


月間目標まで落としこむのは、ひと休みしてからにします。


静かな朝はいいです。

『ゆめくい小人』

ゆめくい小人 (世界の絵本)

ゆめくい小人 (世界の絵本)


エンデらしい、愛の物語。
シンプルながら、やっぱり今の社会を風刺しつつ、
大切なことを描いています。


ゆめくい小人と王様の約束。
そして、すやすや姫のためにした王様の行動と、
そこから国のためにしたこと。


招かれないといけないゆめくい小人も含めて、
エンデらしくて好きです。

進撃の巨人

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)

進撃の巨人(1) (少年マガジンKC)


人類は、巨人たちのエサとなった。
巨人たちの圧倒的な力の前に、
抵抗してもほとんど無力。


壁に囲まれた土地で暮らし、外の世界を知ることもできなくなった。


街の人や、仲間が巨人たちに食べられていく中で、
反撃することはできるのか。。。


スケールの大きさ、
絶望的な力の差と反撃の可能性、
マンガとして、ドキドキしながらページをめくる楽しさがあります。

N響 第9

今日は、NHKホールで、
N響の第9を聴いてきました。
http://www.nhkso.or.jp/calendar/concert_day_2010-12-23.shtml


すっごいよかったです。


何となく一度、年末に聴いてみたいなと思ってから
チケットをとったのですが、
その時点で空いている席は高めのもののみ。
高くても、何事も経験だと思って購入しました。


P4列ってあったから、前から4番目くらいかなと思ってたら、
最前列でした 。


指揮者のヘルムート・リリングとの距離、わずかに3メートル。
目と鼻の先であり、ほとんど斜め後方から見えるので
微妙な表情までよくわかる。
歌手の4名にいたっては、その距離1メートル。
近すぎ!!


全体の音のバランスがどうとかいう問題ではなく、
圧倒的な迫力にやられました。


第1楽章にいたっては、落ち着いて聴けず。
ささいな音の振れ、
奏者の強弱のもっていき方、
奏者の指使い、
そしてリリングの指揮。
聴くのではなく、完全に“観る”といった方が正しく、
すっげー体力を使いました。


こんな間近でプロの指揮者をみたことがなかったのですが、
魅せられましたね。
ほとんど猫背で、背を丸めてタクトを繊細に振っていたかと思えば、
曲調に合わせて力強く背筋を伸ばして青年のように大きく表現したり、
心から遊ぶかのように振ったり、
微塵の迷いもなく流れるようにぴたっといくのは爽快ですね。
あたり前のことなんですけど、
リリングの表情、視線の先や口の動き、左手の細かな動き、
すべてに吸い込まれるようでした。


自分も同じステージに上がって、
楽器を演奏しているような感覚にさせる魔術がありました。
鳥肌が立つし、自然と体がリズムを刻むから不思議です。


そんな感じで、
リラックスして聴くどころではなく、
第2楽章以降も音楽と直接ガチで向きあうような感じ。


第1楽章から第3楽章まで、きちんと聴いたことがありませんでしたが、
全体を通して「闇から光へ」「苦悩を経て勝利へ至れ」というメッセージというのは、よくわかりました。
第1楽章から、第3楽章までの流れ、音の遊びをそのまま第4楽章に組み込んでいるのは、おもしろく、クライマックスがより一層、圧倒的。
断片でしか聴いてこなかったので、そんなことさえ新鮮。


4名の歌手の歌声も、人間ってこんな声が出せるのか、
というほど圧倒的。
目と鼻の先でバリバリ響くあんな声をだされたらしびれます。
それを追いかける合唱の迫力もなんとも言えないくらいに心地よい。


大満足でした。


「人はみな兄弟となる」


ベートーヴェンの熱い願いと、
合唱と演奏の融合、迫力、
この曲が年末のこの時期、“希望”として君臨しているのが、
改めてわかった気がします。


帰り道、頭の中でこの曲が流れっぱなしで、
原宿の街をゆく人たちとイルミネーションの輝きが、
いつもとちょっとだけ、違って見えました。

『はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話』

はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話

はやぶさ、そうまでして君は〜生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話


はやぶさの帰還。
それは、いくつもの困難を乗り越えてのものであった。


日本の宇宙開発、技術を世界に示すものであり、
いくつもの世界初の試みを成し遂げてのものであった。


はやぶさがもたらしたものは、
小惑星イトカワの物質だけではない。
この奇跡の物語は、もっと大切なことを教えてくれる。


はやぶさが最後に撮影した地球の写真を見るたびに、
あの帰還のときの熱気と緊張感と、長い道のりを思い出す。


プロジェクトリーダーの苦悩や想いがつまった本書、
必読です。


“ここで一つ、とても重要だったのは、プロジェクトのメンバーの間で、「はやぶさ」のゴールはイトカワではなく地球だ、という認識が共有されていたことです。この点に、迷いもぶれもありませんでした。これがのちに、史上かつてありえなかったような、惑星探査機の救出劇につながるわけです。”

『写真の教科書 はじめての人、上達したい人のための写真の手引き』

写真の教科書 はじめての人、上達したい人のための写真の手引き

写真の教科書 はじめての人、上達したい人のための写真の手引き


カメラの基本的な性能から、
写真で重要な要素といった、
基礎的な内容から、
シーン別、対象別の撮影方法といった応用的なところまで押さえており、
役に立つ本だと思います。


書店でぱらぱらと数冊見比べた中でも、
写真数も多く、よさそうでした。


デジタル一眼レフをもつ初心者向けですね。


露出と絞りについて、
もう少し理解を深めたいと思っていたのですが、
ちょうどその内容が分かりやすく書かれていたので助かりました。


“お店に入ったとき、どのテーブルを選ぶかがいちばん重要です。そして、窓に向かって座ります。逆光気味になることで、料理の表面が光ってつやが出るからです。”

『20代で人生の年収は9割決まる』

20代で人生の年収は9割決まる

20代で人生の年収は9割決まる


20代のうちに、何をしておくべきか。
最近、こういう切り口の本はよく見かけます。


35歳をキャリアの中でも、
大きな区切りと位置づけ、
それまでにすべきことを挙げるような本ですね。


本書では、23歳で入社するところから始まり、
25歳まで、28歳まで、30歳までと割と細かく区切られてます。
が、
20代は焦る年齢だと言われるとおり、
まぁ、こんなに順調にはいかないのではないか、と思います。


最初のうちは、素直さとエゴを捨てるところから始まり、
次第に自分の得意分野を作っていこうという
流れ自体はオーソドックスなスタイル。


言うは易く行なうは難し、ですね。


“「もっとも尊敬している人のところで働きなさい」
これは、ウォーレン・バフェットジョージア大学テリー・カレッジ・オブ・ビジネスで講演したときの言葉です。”