『年収が上がる人はどっち? 稼ぐ人の思考法』

年収が上がる人はどっち? 稼ぐ人の思考法

年収が上がる人はどっち? 稼ぐ人の思考法


自由席に乗って仕事をする人、
グリーン車に乗って仕事をする人、
どっちが稼げる人でしょうといったような質問が、ざっと40問。


わかりやすくて、当たり前だろうという質問や、
ちょっと無理があるのではという質問もある。
けれども、問題の捉え方としては、なかなか面白いものもある。


特に目新しいことがあるわけではないけれど、
切り口を少し変えるだけでも、
頭には残りやすくなるのかもな、って。


“それよりも、仕事の「結果」が出る楽しさを教えたほうが、部下を成長させやすい。なぜならば、仕事は内容が楽しいのではなく、結果が出ることが楽しいものなのである。”

『KAGEROU』

KAGEROU

KAGEROU


このテーマを、この表現方法で挑んだことに、
著者の覚悟を感じる作品でした。
批判が生じることをわかっていて、
書ききった作品であることは、読めばわかります。


文章や、表現方法のすごさなどといったものは、ありません。
でも、だからこそ、無駄がなく、
作者の主張がストレートに流れてきます。


ここまで余分なものがない小説も久しぶりに読みました。


現代社会が抱える問題や、痛み、生と死、
といった重く深刻なテーマを、
軽快に表現しつつ、核心ははずさない。


“『生きていればきっといいことがありますよ』とか世間の連中は判で押したみたいに言うけど、そんなのただのキレイごとだよ!もしそれでこの先なにひとつ『いいこと』がなかったらいったい誰が補償してくれんの?”

ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリングに参加して

今日は、SMJのゆーきさんが関わっていた
ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリングに行ってきました。
http://www.socioengine.co.jp/seg2010/


ソーシャル・ビジネスの領域はおもしろいです。
けれども、関わっている人や、団体の規模はまだまだ限られている印象を受けます。


NPOとして活躍されている方、
企業の事業課題として取り組んでいる方、
大企業のCSR
いろいろです。


10時から16時くらいまで、
いろいろな事例を聞けたのは、刺激になります。


社会問題の捉え方、
その問題に対する取り組み方、
知れば知るほど、胸がざわざわします。
いま、世の中では、こんなに面白いことがたくさん起こっているのか、と。
何かできることはないのか、と。


特に刺激を受けたのは、
(株)アットマーク・ラーニングの日野さん。
今、日本には3671校の廃校があるという。
地域から教育が失われるだけでなく、学校がなくなることで、地域の交流もなくなる。
公教育の場としての再構築。
校舎を建て替え、通信制の学校にしたり、PCを導入して地元の人に使い方を教えたり、
宿泊出来る部屋を加えて、グリーン・ツーリズムに利用したり、
都会の子どもを読んでイベントを開いたり、
さまざまな試みをしている。


また、近年話題になっている帰国子女の教育問題にも取り組む。
日本の教育が世界の教育と乖離していること、
言葉の壁、
問題の背景は多様だけれども、個人にあった教育が提供される場があってもいいのでは、と。


NPOの日本ホームスクール協会の活動も興味深い。
アメリカには不登校がないという。
なぜなら、一般家庭でも自宅を学校として認定することが可能だから。(条件はあるけれども)
そんなホームスクールとしての、教育の多様性を試みる。



ある人が言っていた
「想いに価値をのせること。想いは、ゆっくりと伝わっていく」
というメッセージが、また印象的でした。
そう、いろんな試みはゆっくりと広がりをみせています。
すぐに価値が伝わりづらいこともありますが、ゆっくりと。


ある団体に所属している、
ある団体でボランティアをする。
そういうことではなく、やっぱり問題解決なんだな、と思いました。
プロジェクトベースというか、
解決したい問題があって、想いがあって、その周りに人が集まる。
コラボ時代って、おもしろいと思います。


その萌芽をみた気がしました。

『3月のライオン』

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)


孤独を抱えた主人公は、高校生ながらにプロ棋士
厳しい勝負の世界に身を置く。
それは、何かと闘っているようでもあり、逃げているようでもある。


そんな彼が、ふとしたことからある一家と触れ合うようになる。
あたたかさと、寒さの間をさまようように生きる。


将棋の世界で、日常で、学校で。


苦しみもあたたかさも全部かかえて生きていかなければならないし、
周りにいる人たちがこんなだったらいいだろう。


5巻まで読んだ。
5巻は圧巻だ。


何かに気づくとき、何かを乗り越えるときというのは、
残酷なくらい、そっと、突然やってくるのかもしれない。
誰もがみな、孤独を抱えて、それでもつながって、生かされているのだろう。

サミュエル・ウルマン 青春

マンガ、『風の大地』での 青春の取り上げ方、
誠実で若い心とひたむきさをもった主人公は好きだ。


過ぎ去りし青春を思うこともあれば、
汚れちまった青春を思うこともあろう。


けれども、
ほんとうの青春とは、
心のあり方をいうのだと、
最近ますます思うようになってきた。


志がある人、夢がある人、燃えている人、
若いよ。


青春支援企業と銘打った企業もある。
若く、青臭く、無様で、不器用で、まっすぐで、
そんな想いを支援するかのごとく、
ひたすらというのは、いい。


誰もが誰かの青春を応援できるし、
自分で自分の青春にもう一度火をともすことだってできる。


久しぶりにサミュエル・ウルマンの青春を読んで、
じんわりと、そう思った。


           青    春


青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
 
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
 
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
 
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる
 
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ
 
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の
 
如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう
 
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か
 
曰く「驚異えの愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる
 
事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く
 
求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
 
 人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
 
 人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
 
 希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
 
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大そして
 
偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない
 
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽い
 
つくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ
 
人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる


原作 サミュエル・ウルマン  訳詞 岡田義夫

BRUTUS 本。

BRUTUS (ブルータス) 2011年 1/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2011年 1/15号 [雑誌]


今回のBRUTUSの特集は、本。
175冊あげられていますね。


そんな中でも、目次をみて、おぉ!、と思ったページが。
社会起業家というテーマのページです。


慶応大学の井上先生と、株式会社グランマの本村さんじゃないですか!
井上先生のお話とか、考え方とか好きです。
また、本村さんは、
以前SMJで取材させていただいた方。
http://monju.in/special/05/


熱くかっこいい方です。
取材させていただいたのが、2009年10月17日。
あれから1年とちょっと。
ご活躍はいろんなところで耳にしますし、
世界を変えるデザイン展の魅力もすごいものがありました。


比べてどうというわけではないのですが、
あれからの1年、
自分と本村さんの差というのを感じました。
(比較すること自体おかしいのですけどね)


いや、自分も実りあることをもっとしようと。


お会いして、いろいろとお話しした方が、活躍されてるのって、
うれしいものです。

ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング

ソーシャルビジネスの領域で、
いま、いろんなつながりが生じてきています。


非常に面白いうねりの中に、僕たちはいると思います。
各々が感じる問題に対して、
応援したり協力したりするつながり。
これが広がっていっています。


その熱を感じていたいですし、
その輪の中に自分もいたいなぁと思ってます。


興味がある人は、ぜひ。


(以下、引用です。)


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“日本初”“日本発”ソーシャルビジネスの経済団体
ソーシャルビジネス・ネットワーク設立記念
『ソーシャル・アントレプレナー・ギャザリング』開催!
〜感動を生むビジネスが社会を変える〜
http://www.socialecoo.jp/info/index.html
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ソーシャルビジネス(SB)による新しい社会づくりのため、
社会的企業の立場で同じ志を持つ団体や個人が知恵を結集し、つながり、
力を合わせていく“日本初”で“日本発”による経済団体を立ち上げます。
この新しい経済団体「ソーシャルビジネス・ネットワーク」の設立を記念し、
ソーシャルビジネスを担う日本全国の社会的企業家が
12月17日〜18日の2日間、六本木ヒルズ(40Fアカデミーヒルズ)に
集まります!(登壇メンバーは上記最新版プログラムおよび下記プログラム紹介
をご参照下さい!!)
ソーシャルビジネス――
あなたが求める働き方、社会をより良く変えていく方法、想いを共にする仲間が
ここで見つかります。
是非、ご参加下さい!


■日 時
1日目:2010年12月17日(金)10時〜17時20分
2日目:2010年12月18日(土)10時〜17時55分
※1日目ソーシャルビジネス・ネットワーク設立記念パーティまで
ご参加の方は〜19時
※2日目クロージングパーティまでご参加の方は〜19:25


■場 所
アカデミーヒルズ40(六本木ヒルズ内)
(アクセス:http://www.academyhills.com/information/map/


■内容
ホームページをご覧ください。
http://www.socialecoo.jp/info/index.html
最新版プログラムはこちら↓
http://www.socioengine.co.jp/seg2010/program.pdf


■主 催
ソーシャルビジネス・ネットワーク(発起人会)
■後 援
経済産業省環境省厚生労働省
■特別協賛
トヨタ自動車株式会社、野村グループ、株式会社三菱東京UFJ銀行、
森ビル株式会社
■協 賛
アサヒビール株式会社、NEC、株式会社損害保険ジャパン
NGO大地を守る会/株式会社大地を守る会、東京ガス株式会社、
凸版印刷株式会社、ピープル・ツリー(フェアトレードカンパニー株式会社)、
株式会社ルネサンス ほか
■プログラム協賛
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc.


■参加費(!!学生料金値下げしました!!)
会員:一日券 8,000円、二日券13,000円
一般:一日券10,000円、二日券15,000円
学生:一日券 4,000円、二日券 6,000円
※上記料金は1日目(12/17)の設立記念パーティの参加費も
含まれます。
※2日目(12/18)のクロージングパーティへのご参加をご希望の
方は別途3,000円/名の参加費を申し受けます。


■お申込み(事前申込制、先着300名様)
http://www.socioengine.co.jp/seg2010
上記HP内、申込フォームにて必要事項を記入の上送信ください。
電話によるお申込みも受け付けております。
お申込み後5日以内に上記参加費をお振込みください。
入金確認後、正式登録を行い参加証を発行致します。当日は参加証をご持参下さい。
※ソーシャルビジネス・ネットワークへの入会およびクロージング
パーティへの参加も上記HPにて受け付けております。
※お申込み〆:2010年12月15日(水)