『ジョブズはなぜ、「石ころ」から成功者(ダイアモンド)になれたのか?―31歳までに必ずやったこと、絶対やらなかったこと』
ジョブズはなぜ、「石ころ」から成功者(ダイアモンド)になれたのか?―31歳までに必ずやったこと、絶対やらなかったこと (リュウ・ブックス アステ新書)
- 作者: 桑原晃弥
- 出版社/メーカー: 経済界
- 発売日: 2010/09
- メディア: 新書
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スティーブ・ジョブズの成功は、
常に右肩上がりというものではなかった。
自分で起業した会社を追い出されるような男である。
本書を読んでみると、
あらためて彼の生き方やスタンスが独特であることがわかる。
とくに顕著なのは、最高のものをつくろうとするこだわりと、
失敗の捉え方ではないだろうか。
「すごい」で満足せず、「ものすごいもの」をつくろうとする、
宇宙に衝撃を与えられるかを考える、
そのために妥協はしない。
この信念がぶれていないからこそのアップルの製品だと思う。
また、失敗を次に活かそうとせず、全部忘れようとするのも、
普通の人にはとれないスタンスだと思う。
とらわれないこと、だ。
真似できるとは思えない。
だが、これくらいの信念がなければならないのだろうと思う。
“今、ジョブズはこういっている。
「自分が世界を変えられると本気で信じるひとたちこそが、本当に世界を変えている」”