『35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る 』


35歳までにと読むとあるが、
読むのなら25歳までに読みたい本ではある。


会社に人生を預けず、
自分の力でキャリアを切り開いていくには、
という類の本。


自分の中のコア動機をいかにして顕在化させるか、
コア能力をいかにして開発するか、
そして、両者をいかにして統合するか。


やりたい仕事を得意な能力をいかしてできれば、
それほど幸せなことはない。
この分野を見つけるのは、
誰もが試行錯誤なのではないだろうか。


本書でよかったのは、
事例で数人の人の軌跡が取り上げられており、
紆余曲折を経て今の仕事にたどり着いているということがわかるところ。


思いや疑問をいだいて一歩一歩すすんでいけば、
いつかたどり着けるものなのかもしれない。


“「登りたい山を決める、これで人生の半分が決まる」
目指すべき山を決めずに歩くは、さ迷うに等しい。みんな一生懸命生きてるんです。だけど、登りたい山を腹の底から決め切れてない人が、実は99%なんです。”