『やさしくわかる給与計算と社会保険事務のしごと』

平成22年度版 やさしくわかる給与計算と社会保険事務のしごと

平成22年度版 やさしくわかる給与計算と社会保険事務のしごと


社員の給与計算や社会保険の手続は、
複雑でわかりにくく、煩雑な作業です。


中小企業などでは、
ここに業務負担を感じる場合も少なくないでしょうし、
大企業であれば、
処理する量が膨大で、やはり負担になります。


今回は、おおまかな一連の流れを把握しておきたくて、
本書を読みました。


目的にあった本で、
一年を通してどんな作業が必要なのか、
どんな書類が必要なのか、わかりやすく書かれていました。


給与の支払が遅延するわけにもいかず、
計算を間違えるにもいかずと、
正確性と迅速税が必要となる給与計算と社会保険事務の仕事は、
たいへんだと思います。


こういうのがもっと簡単になれば、
社会としての生産性も向上するのでは、
なんて思ったりします。


何が控除されて、
どんなケースが非課税で、
と、ひじょうに複雑。


保険料の料率や税金の額などもわかりにくく、
気づかないうちにだいぶ手取りが少なくなっていたというのはよく聞く話ですね。
国としてはうまく定めたものだと思いますが、
分かりにくいシステムは理解も得られず、
不信感さえ生みかねないのでは?