手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(合唱)


ここ数年、というか、ここ最近、合唱のすごさを感じることが多い。
人の声が生み出すハーモニーに魅せられている。


NHK合唱コンクールは、あらためて聴いてみると結構質が高い。
それでいて、そこに向けての想いがこもっている分、
聴きごたえがある。


個々の学校の完成された合唱も好きなのだが、
最後にみんなでする合唱。
これがまたいいのだ。


コンクールという枠を超え、
単純に歌う。


これまでの苦労がこみ上げてきて、
仲間と過ごした時間、
歌えることのうれしさ、
共有できることの喜び、
あらゆるものがこもった会場全体の歌になる。


この会場で一つになれる。
みんなが歌える。


それはやっぱり魅力的なのだ。