決断と再生―中小企業をどん底から救った男たち

決断と再生―中小企業をどん底から救った男たち

決断と再生―中小企業をどん底から救った男たち


中小企業の再生の物語。
ノンフィクションで、いくつかの事例が小説仕立てで紹介されています。


景気の悪化や経営の見通しの甘さなど、
中小企業が窮地に追い込まれる理由は様々です。


倒産寸前から、
もしくは一度清算してから、
ふたたび成長させていくのに必要なのは、
トップの信念や覚悟だと思います。


芯があるからこそ、現実を見つめて前に進めるし、
そこに協力してくれる人が集まります。


ちょっと心が熱くなるような物語が、いくつもありました。


“「しかし、この街に住めばわかる。この街にとって漁業は基幹産業です。この会社がつぶれたら、従業員や取引先、その家族はどうなるか。ましてややる気のある若い社長の将来をつぶしては、この街の大きな損失になる。簡単に失くしてはならない。そのことを、私は責任を持って上に伝え説得するつもりです」”