いまどきの卒業ソング〜桜ノ雨〜 


卒業シーズンですね。
卒業曲がポップスになっている、
ということはよくいわれることです。


昔ながらの『ホタルの光』、『仰げば尊し』が歌われなくなっていることを嘆く人の声も聞こえてきます。
変わってしまった、
というのは簡単ですが、
まぁ、本質的なものは変わっていないのだろうと思います。


今年は、ニコニコ動画で話題になった『桜ノ雨』を歌う学校がでているようですね。
近年ひろく歌われるようになってきた『旅立ちの日に』も、
今の歌といえば、今の歌でしょう。


学んだことの喜び、
友と出会えたことの喜び、
時間を共有できたことの喜び、
それらを素直に共有できる歌であることに、なんの変わりもないと思います。


自分たちで、この歌を合唱したいという、
その精神はいいなぁと思います。


大人がおしつけた曲には思い出はこめられないでしょう。
中学生も、高校生も、もう子どもではないのだから。