『いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力』

『いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力』(三谷宏治 著)


いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力

いまは見えないものを見つけ出す 発想の視点力

  

例外と「比べる」、当たり前を「ハカる」、要素を「深堀る」というこの3つの手法だけで、とんがった新しいアイデアが手に入る。


内容は簡潔にまとめられていて、とてもわかりやすいです。
発想するのも一つの技術であり、磨いていくことが出来ます。


中でも、一番興味深かったのは、
例外や周縁、矛盾に着目するということです。


データや事例などでは、
平均や大よその流れなどに着目してしまいがちですが、
そうではなく、面白いのは矛盾や例外。


その理由や本質を深堀していくことで、
新しい発見があります。


なんだこれ?
そんな変な現象を面白がって、深堀していきたいものです。


“大きなジャンプのヒントは、重要な一つ(もしくは二つ)の例外的事象の中や、矛盾点の中に潜んでいる。だから、比べる対象は例外や周縁だ。そして、変化や不変、矛盾を探す。それによって、いろいろな不思議が見つかるだろう。”