『あしたのための「銀行学」入門』
『あしたのための「銀行学」入門』(大庫直樹 著)
- 作者: 大庫直樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: 新書
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わかっていそうでわかっていない、銀行の収益モデル。
ほんとうに貸し渋りは起きているのでしょうか?
なぜ、メガバンク化していく銀行がある一方で、地銀は合併しないのでしょうか?
外資系の銀行が、日本に積極的に参入してこない理由とは?
入門レベルで解説してもらえます。
もうちょっと深めて、問題の解決案まで示してもらえるとよかったかなという感じです。
銀行の問題は、中小企業の問題でもあります。
中小企業と銀行の関わり方も、そろそろ見直すべきでは、とも思います。
“実は、あまり活用されていない制度なのですが、中小企業庁は経営支援のひとつとして「経営革新計画」を立てることを勧めています。利用している起業は、対象となる企業のわずか0.8%にすぎないのですが、3年後に付加価値額(原材料費にどのくらいの価値をつけて販売したかを示す金額のこと)を9%伸ばすことを目標にしています。”