本の連環

松岡正剛の千夜千冊。
いまは、連環編となっている。
ここで紹介されている本は、どんどんつながっていく。
そして豊かな体系として、全体を浮かび上がらせていく。


次々と紹介される本のタイトルと、
取り上げられた意味を考えるだけでも楽しい。
http://www.honza.jp/author/1/matsuoka_seigow?archive=all


ここ数日、労働やライフスタイルに関する本を読みあさっていたら、
意図せず、本と本がつながっていった。


今回、鍵となった本は、意外にも、
ジャック・ケルアックの『オン・ザ・ロード』だった。
http://d.hatena.ne.jp/tane1985/searchdiary?word=%A5%AA%A5%F3%A1%A6&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail


何ももたない、必要最低限のものだけで、
この世界を疾走する。
強烈な一文があり、
既成概念にとらわれない生き様が印象的だったのだが、
ここにきて、いくつかの本がつながった。


『就職しないで生きるには』レイモンド・マンゴー
『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』坂口恭平
『森の生活』ソロー


たまたま手にとった4冊だったが、
面白いように、本の内容が別の本で引用されていて、
一気に体系が出来ていくような感じだった。


根底にあるのは、既成概念をぶっ壊して生きるということ。
企業に就職しなくたって、
魂の声を聞いている限り、僕たちは死なないということだった。