脱ゆとり教育、超ゆとり教育

小学校の教科書の算数・理科のページが3割増えますね。


ゆとり教育に対して批判的な見方が多く、
学力低下が嘆かれています。


単純に教科書の内容が増え、詰め込み式にすれば学力が上がるかといえば、
そういうことではないと思います。


ゆとり教育というあり方は、
ひとつのあり方として成功だったのではないかと思っています。


詰め込み式ではない、考える力、学力を見直して、
取り組みが多様化したこと、
休日のゆとりとなる時間が増えたことはよかったことであり、
時代の価値観や空気を築くうえで意味があったのではないかと思います。


とはいえ、
ゆとり教育を超えていかなければならないのも、事実でしょう。


教える内容を減らさずに、ゆとりを持って教育する。
教え方や学び方を変えれば、これは可能ではないかと思うのです。


教育も発展していかなければなりません。


学ぶ力を与えること、考える力を身につけさせることは、
教科教育の内容を減らすことをせずともできるのではないでしょうか。


教師の負担が大きいというのであれば、
少人数制にして、
生徒ひとりひとりに目が行き届くようにするなんてことも考えるべきでしょう。


何がいいたいのか?
詰め込み式でもなく、
学習内容を減らすことでもなく、
ゆとり教育をこえた、超ゆとり教育とよばれるものは実現できるし、その道を模索して欲しいなぁと思います。


単に詰め込み式にもどすだけではない何かを期待します。