『第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい』
- 作者: マルコム・グラッドウェル,沢田博,阿部尚美
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: 単行本
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Don't think, feel!!
直感が正しい。
理屈ではなく、なぜかそう感じるというときがある。
市場調査で得られたデータよりも、
過去の事例の分析よりも、
プロによる磨きぬかれた第一感の方が正しいということがあるという。
無意識の処理能力を侮るなかれ。
ある人は、夫婦のやりとりを少しみただけで、15年後に離婚しているか否かが判断できるという。
ただの勘かと思われていたその判断にも、きちんと理由があって面白い。
第一感。
それは根拠なき判断ではなく、強力な処理能力ゆえに導きだされている結論かもしれない。
そしてまた、その第一感を磨く方法があるというのだから面白い。
囲碁や将棋の世界で、第一感が大切にされているように、
刑事や探偵の世界にもおそらく第一感があるように、
ビジネスマンにも、そのビジネスの世界での第一感を磨くことができる。
この分野では、勘がはたらくなぁと思ったら、
その道のプロになったということかもしれない。
“どうやら私たちは、自分の得意なこと、いつも気にかけていることに関しては、経験と情熱で第一印象の質を高めていけるらしい。”