プラネテス

プラネテス(1) (モーニング KC)

プラネテス(1) (モーニング KC)


人類の宇宙開発は進み、
宇宙空間には、スペースデブリ宇宙ごみ)があふれていた。
主人公は、宇宙ごみ回収業者。


SF漫画である。


人類の進歩、宇宙開発、
そこに生じる問題もおもしろい。


生きるということ、
人類が歩んできた道、
そんなことを考えさせられる。


だが、実際には、この漫画全体をつらぬく世界観を味わえたのが一番よかった。
光があれば闇があり、
闇があれば光がある。


地球も宇宙であり、
いまいるここも宇宙であり、
さらにいえば、自分もまた宇宙の一部なのだということに気づかせてもらえるシーンは、
ぐっとくるものがある。